ご注文番号: AS23259
大小:
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大:白鞘入り(保存刀剣)
銘:為蓑部彰秀氏
筑州山王住宗勉作 昭和六十年八月吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は筑州山王住宗勉としては最上作にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:75.9cm
反り:1.8cm
目釘穴:1個
元幅:3.5cm
先幅:2.9cm
重ね:0.7cm
刀剣重量:835g
時代:現代(1985)
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき、鋒が大きく伸びた豪壮な作品で表裏に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌よく練れて詰み、地肌を識別できる作品です。
刃紋:沸出来匂口が深く足が良く働き、帽子乱れ込んで先尖って返る。刃中に金筋が盛んに働きその激しさは見事です。刃も明るく、おそらく新新刀の中でも十分に著名な刀工と比較しても劣らなかったに違いがありません。
特徴:この作品はおそらく左文字または源清麿を模して製作したものかと思われます。
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小:白鞘入り(保存刀剣)
銘:為蓑部彰秀氏
筑州山王住宗勉作 昭和六十年八月吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は筑州山王住宗勉としては最上作にランクされる作品です。
鎺:金着二重
刃長:54.9cm
反り:1.4cm
目釘穴:1個
元幅:3.29cm
先幅:2.64cm
重ね:0.72cm
刀剣重量:600グラム
時代:現代(1985)
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき鋒が大きくのびた豪壮な作品で表裏に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌よく練れて詰み、地景が入り、地肌を識別できる作品です。
刃紋:沸出来匂口が深く足が良く働き、帽子乱れ込んで先尖って返る。刃中に金筋が盛んに働き、その激しさは見事です。刃紋も明るく おそらく新新刀の中でも十分に著名な刀工と比較しても劣らなかったに違いがありません。
特徴:この作品はおそらくまたは源清麿を模して製作したものかと思われます。金筋が現れ切っ先にも金筋が働いております。
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葵美術より一言:宗勉は十九歳の時に父親である正光に学び刀匠として活躍をし始めその作刀技術で数々の賞を獲得し平成2年に無監査刀匠として認定されました。特に相州伝には力を入れ源清麿を
狙って数々の傑作を製作しております。残念なことに平成27年2015年に亡くなられました。 この刀を見ておりますと切先にも金筋が柔らかく働きその技術の水準の高さがわかります。茎も化粧やす
りではなく清麿風やすりを掛けて製作をしております。
福岡県の刀工で将来かなり評価を上げる刀工となるでしょう。
刃には初刃が残り健全な作品です。大小の同日の作品で将来貴重品として取り扱われるでしょう。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定:全身押し形